最近、”熟年離婚”という言葉をよく耳にしますよね。その原因の一部には「更年期障害」も入っています。更年期障害により旦那にイライラしてしまう…その結果、夫婦仲が悪くなってしまい離婚問題へと発展してしまうのです。40~50代の方で最近旦那にイライラしやすくなったという方は更年期障害の可能性がありますので要注意です。後から後悔しないためにも、自分が更年期障害であるかどうかを把握しましょう。
公開日: 2018/05/23 最終更新日: 2018/07/14
目次 – 熟年離婚の原因の一つに「更年期障害」がある – 離婚を決断する前に!更年期障害セルフチェック – 更年期障害による離婚を回避するには – 更年期障害の対処・予防方法とは – 早まった決断をしないためにも、自分の心身とよく向き合いましょう
熟年離婚の原因の一つに「更年期障害」がある

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/TAKEBE160224540I9A0512_TP_V.jpg
離婚したい・・・そんな風に思ったことは、熟年夫婦ならきっと誰でもあることでしょう。勢いに任せて離婚を口にしてしまう前に、今一度心の中をじっくりと観察してみましょう。それは本当に自分が望んでいることなのかと。
閉経を挟む前後は更年期と呼ばれる女性にとって心も体も大きく変化する時期でもあります。夫からの何気ない一言に深く傷ついたり、とってもきつい返答をしてしまったり。それが引き金となって「離婚」を考えることもありえます。
自分の気持ちの大きな揺らぎを感じたら、更年期障害を疑ってみてください。心も変化する時期なので、思い当たることがあるかもしれません。
さまざまな不調はホルモン分泌の減少から起こる

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/TAKEBE160224560I9A0437_TP_V.jpg
女性は思春期、性成熟期、更年期・、高齢期と年齢を重ねるごとに4つのステージを経験します。人によって差はありますが、おおよそ50歳前後の年齢で閉経を迎え、この閉経に向かって進んで行く時間と、閉経後の数年間の前後10年間の時期を「更年期」といいます。
更年期を迎える40代後半から50代の頃は、身体の中で閉経を迎える準備が始まっています。思春期から分泌が始まった卵巣機能機能をつかさどるエストロゲンというホルモンも分泌の量が減っていきます。
更年期が終わる頃にはエストロゲンの分泌はゼロになるわけですが、その過程で、身体や精神のさまざまな不調が起こるのが更年期障害です。体のどこも悪くないのに、不快な症状、不調が続くのはエストロゲンのせいかもしれません。エストロゲンの作用は全身に現れるため、更年期障害の症状もその人によって現れる状態が違うのです。
この更年期障害で苦しむのを妻だけの問題としている風潮もありますが、これは夫にもちゃんと説明して、理解を得られないと悲劇になります。離婚したいと思い詰めるほど苦しんでいることを理解してもらいましょう。重い軽いには個人差があり、女性同士でも個人個人の辛さは違い、すべてを理解してもらえず、苦しんでいる人が多いのです。
代表的な更年期の症状とは
・頭痛、めまい、耳鳴り、物忘れ、不眠、常に不安などの精神的症状 ・発汗、のぼせ、ほてり、動悸、いきぎれなどの血管運動神経の症状 ・ドライマウス、ドライアイ、湿疹やかゆみなどの皮膚の症状 ・食欲がない、吐き気、便秘、下痢などの消化器官の症状 ・肩こり、腰痛、背筋痛、関節が痛むなどの運動器官の症状 ・生理不順、月経過多、頻尿、残尿感などの泌尿器、生殖器系の症状
特にこの中でも精神的症状がひどく出ると、夫のささいな態度にイライラして離婚を考えてしまったり、ひどく落ち込んだりする場合が多いようです。もしも思い当たる症状があるのなら、そのイライラは更年期の症状の可能性が高いと言えるでしょう。
もしもあなたが夫との生活に嫌気がさし「離婚」を考えているとしましょう。くよくよと毎日悩み、つらい日々を送っていることでしょう。しかしどこかで「もしかしてこれは更年期からくる気持ちの落ち込みでは?」とも思っていませんか?それが本当に更年期によるものかどうか自己判断は難しいですね。
ここでは、一般的に婦人科で行なわれている更年期障害セルフチェックを見ていきましょう。更年期では?と婦人科を訪れると、まず下記のような質問をされるそうです。離婚したいと考えるような精神状態は、更年期のホルモンバランスの崩れから来ているのかもしれません。
しっかりと受診して検査してもらい、自分の状況を把握することに努めましょう。
離婚を決断する前に!更年期障害セルフチェック

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/YK0I9A6213_TP_V.jpg
更年期セルフチェック
・顔がほてる ・汗をかきやすい ・腰や手足が冷えやすい ・息切れ、動悸がする ・寝つきが浅い、眠りが浅い ・怒りやすく、イライラする ・くよくよしたり、憂鬱、不安になる ・頭痛、めまい、吐き気がよくある ・疲れやすい ・肩こり、腰痛、手足の痛みがある
現在の自分の症状を直感的に選んでチェックしてみましょう。上記のセルフチェック表に強く当てはまるものが多いほど更年期の度合いが高いと言えます。
特に腰痛や頭痛などが以前から起こっていた人は、我慢してしまい結果として症状が長引いてしまうことも。整形外科などにかかっても改善が見られず、慢性的に続く場合は婦人科を受診してみても良いでしょう。
また気持ちの落ち込みや何もやる気がしないなど、周囲からは「怠けている」と見られるかもしれませんが、それも更年期が関係している可能性もあります。当てはまることが多い人は、まずは婦人科を受診することをおすすめします。
夫の態度にイライラしたり、離婚を考えたりするのもホルモンバランスの崩れからくることは往々にして考えられることなのです。
更年期障害による離婚を回避するには
離婚を回避するには夫の理解が欠かせない

https://www.pakutaso.com/shared/img/thumb/carshare501IMGL2496_TP_V.jpg
更年期障害は男性にも起こりますが、女性ほど広く知られていないのと、熟年夫婦の男性は働き盛りであることから、更年期に気づかずに過ごしている男性も多く見られます。
妻の不調に気づいた時に夫にしっかりと理解してもらうには、きちんと話し合うことが欠かせません。この時期の女性は、子供の自立や親の介護なども重なり、生活の中で変化が生まれやすいときです。特に何もかも一人でこなしてきた女性が、更年期のために体が動かなくなると、途端に落ち込んでしまう人も少なくありません。
この時期に妻のSOSに気づいてあげられる夫であることが、妻の更年期障害を緩和し、離婚したいというような精神状態を落ち着かせることができるのです。男性の側にも更年期への理解をもっと働きかけていきましょう。
更年期について安心して相談できる場所を持つ
更年期の辛さは本人にしかわからないもの。市販されているサプリメントや飲み薬などを服用してみてもなかなか改善が見られず、症状が重くなってから受診する人も多いといいます。
更年期障害と思って我慢していたら、実際は高血圧などの生活習慣病やうつ病などの場合もあります。逆にさまざまな病院を受診した後、どこも悪くないと言われてようやく婦人科を受診する人の多くは更年期障害と診断されるそうです。
体調がすぐれない、今までそんなことはなかったのに離婚したいとまで思いつめるなど、いつもと違うなと感じたら、まずは自分の症状を安心して話せるかかりつけ医を見つけましょう。
更年期には必ず終わりが来ると知る
更年期障害が始まったばかりの人、真っ只中にいる人にとっては、この状態は永遠に続くものと思われるかもしれません。しかし更年期の時期の続く程度に差はあれ、更年期障害には必ず出口があります。
更年期は女性ホルモンが減少し自律神経が乱れることで起こる症状です。そのため今まで行っていた生活習慣を変えてみたり、無理をするのをやめたり、婦人科で相談したり、しっかりと自分と向き合う時間だと考えてみませんか。
離婚したいと口走って勢いに任せてしまうよりも、自分の更年期の症状をよく理解し、自分のイライラは更年期のせいなのだと周りにも理解を求めましょう。
更年期障害の対処・予防方法とは
上手なストレス発散を
1 2