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体への影響が心配…妊娠中でも使用できるアロマオイルと、危険なアロマオイルまとめ

妊娠中には体調が優れなかったり、いつもと違う生活にストレスが溜まってしまったり…そんな時にはリラックスをしようと、アロマオイルを使いたくなる方も多いはず。しかし、妊娠中に使うと危険なアロマオイルがあることをご存知でしょうか。今回は妊娠中に使用OK&使用NGなアロマオイルをそれぞれご紹介します。持っているアロマオイルが安全かどうかしっかりと見極めましょう!

公開日: 2018/03/27    最終更新日: 2018/03/31

目次 – 1妊娠中にアロマオイルを楽しむ際の注意点2妊娠中に使用してもOKなアロマオイルとその理由3妊娠中には使用NGなアロマオイルとその理由4妊娠中にオススメなアロマオイルの使用方法5妊娠中にアロマオイルを使用する上での注意点6妊娠中には体調に気を付けて、使用しても問題のないアロマオイルだけ使いましょう

妊娠中にアロマオイルを楽しむ際の注意点

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妊娠中にアロマオイルを活用する場合には、いくつか注意したいポイントがあります。まず、妊娠初期には原則として使用しないこと。妊娠初期は特に体調に気を付けなくてはならない時期です。妊娠中に使っても問題ないとされているアロマオイルや、特に妊娠初期の使用は避けるようにと記載のないアロマオイルであっても、安定期に入るまでは念のため使わないようにしましょう。

妊娠中期以降になれば、妊娠中の使用はNGなアロマオイル以外のものは使用が可能です。ですがしっかり体調と相談しながら、少量&低濃度で使うようにしてください。また不安があればあらかじめ医師に相談するようにしましょう。

妊娠中に使用してもOKなアロマオイルとその理由

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妊娠中にはできるだけ作用が穏やかなアロマオイルを使いましょう。量と濃度はできるだけ控えめにすることも大切です。柑橘系のアロマオイルは特に妊娠中におすすめで、正しく使うことにより、妊娠中の悪心などを緩和させてくれる効果が期待できます。

妊娠中でも使えるアロマオイル:レモン

レモンはすっきりとしたレモンの果実そのままのような香りで、リフレッシュ効果があります。さっぱりとした香りは気持ちをすっきりさせてくれるので、妊娠中のもやもや感などを緩和させる効果が期待できます。胃腸の働きを高める作用もあるので、妊娠中で食欲がないときや、吐き気があるようなときに使用するのも良いでしょう。

またレモンには殺菌作用があるので、妊娠中の風邪予防や感染症予防などに活用するのもおすすめです。なおレモンは柑橘系で光毒性があるので、その点には注意するようにしてくださいね。

妊娠中でも使えるアロマオイル:グレープフルーツ

グレープフルーツも柑橘系のアロマオイルで、フレッシュでさっぱりとした香りが、妊娠中でも使いやすくなっています。レモンと同様に光毒性があるので、お肌に塗布した場合などは直後に日光に当たらないよう気を付けてください。

グレープフルーツのアロマオイルには気持ちをリフレッシュさせる効果や、もやもや感や不安感などを緩和させる効果が期待できます。気持ちが落ち込みがちなときに活用してみてはいかがでしょうか。抗菌作用と消臭作用があるので、アロマスプレーを作っておいてお部屋のにおいが気になるときにスプレーしても良いですよ。

妊娠中でも使えるアロマオイル:スイートオレンジ

スイートオレンジは甘いオレンジの香りで使いやすいアロマオイルです。鎮静作用や抗不安作用があり、精神的なバランスを整えてくれる効果が期待できます。安眠効果もあるアロマオイルなので、眠れない夜に芳香浴をするのも良いでしょう。

血行促進効果もあるので冷え性が気になる方にもおすすめできるアロマオイルであると言えます。また胃腸の調子を整える効果があるところも嬉しいですね。スイートオレンジは柑橘系の中では比較的光毒性が低いと言われていますが、お肌に塗布した場合には直後に日光に当たらないようにしましょう。

妊娠中でも使えるアロマオイル:ネロリ

ネロリはビターオレンジの花からとることができる精油で、上品な甘さとかすかな苦みが特徴です。鎮静作用と自律神経を整える作用があるので、気持ちを安定させたいときや、心のバランスが崩れてしまいがちな日に使うと良いでしょう。不眠などで悩んでいる方にもおすすめのアロマオイルであると言えます。

またネロリはストレス由来の腹痛や食欲不振などの消化器系の不調を緩和させる効果もあります。妊娠中に胃腸に不調を感じることは少なくないため、役立ってくれるでしょう。ネロリは鎮静作用の高いアロマオイルであるため、運転前の使用は避けるようにしてください。また香りが強めなので、量と濃度は控えめにすることをおすすめします。

妊娠中でも使えるアロマオイル:プチグレン

プチグレンはビターオレンジの葉からとれる精油で、ネロリに似ているやや青っぽさのある香りが特徴になります。プチグレンはリラックス効果と鎮静作用が高いアロマオイルなので、眠れないときや緊張感がとれないとき、身体をしっかりリラックスさせたいときなどに使用すると良いでしょう。自律神経のバランスを整えたいときにもおすすめです。

また免疫力を高める作用もあるので、風邪予防や、アレルギーなどによる咳の症状を緩和させる効果も期待できますよ。プチグレンのアロマオイルは鎮静作用が強いので、運転前や集中して作業するときなどには使わないようにしてくださいね。

妊娠中でも使えるアロマオイル:マートル

マートルはユーカリを甘くやさしくしたような香りが特徴で、作用もユーカリよりもマイルドで使いやすくなっています。アロマ初心者の方や強い香りがあまり得意ではないという方にもおすすめのアロマオイルです。鎮静作用と安眠効果があるので、不安感などが強く眠れない夜に使うのもおすすめです。心を落ち着けて、穏やかな状態に整えてくれます。

また風邪予防などにはもちろん、喉などの呼吸器の調子が悪い時にぴったりのアロマオイルでもあるので、妊娠中の風邪予防にも一役買ってくれるでしょう。

妊娠中でも使えるアロマオイル:ローズウッド

ローズウッドはややバラのような香りを感じさせるフローラルウッディ調の香りが特徴的なアロマオイルです。気持ちをほぐしてくれる作用があるので、ほっと一息つきたいときや、リラックスしたいときに活用すると良いでしょう。

免疫力を高める作用もあるので、妊娠中の風邪や感染症の予防に使うのもおすすめです。レモンなどの柑橘系アロマオイルとのブレンドもおすすめですよ。

妊娠中でも使えるアロマオイル:ジンジャー

スパイスとして使われることの多いジンジャー。スパイシーなジンジャーのアロマオイルには、鎮静作用や強壮作用があり、精神的にアンバランスになってしまっているときや無気力感が強いときに使ってあげると、心のバランスを安定させる効果が期待できると言われています。

また広く知られているようにジンジャーには身体をあたためる作用があるので、冷え性の方にぴったりのアロマオイルであると言えるでしょう。胃腸の不調にも効果的なので、食欲がないときや胃痛の症状があるときなどに活用してみるのもおすすめです。

妊娠中でも使えるアロマオイル:ヒノキ

ヒノキはあたたかみと懐かしさを感じさせる香りで、温泉を連想する方も多いのではないでしょうか。ヒノキのアロマオイルには鎮静作用と疲労回復効果が期待できるので、疲れがたまっているときや、心身をしっかり休めてリラックスしたいときに活躍してくれます。

また身体をあたためる効果もあるので、冷え性の方やむくみやすいタイプの方にもおすすめできます。ヒノキのアロマオイルは高い濃度で使用しないように気を付けてください。

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まとめ

妊娠中はホルモンバランスの変化やつわりなど、心身ともにデリケートな時期です。そんな時にアロマオイルの優しい香りは、気分転換やリラックスに大いに役立ちます。ただし、使用する際には十分な注意が必要です。

この記事でご紹介したように、レモン・グレープフルーツ・スイートオレンジなどの柑橘系、ネロリ・プチグレン・マートル・ローズウッド・ジンジャー・ヒノキなどは、妊娠中期以降であれば使用可能なアロマオイルです。一方で、使用NGのアロマオイルも存在するため、事前に確認することが大切です。

妊娠中にアロマオイルを使う際の大原則は、「妊娠初期は使用を避ける」「少量・低濃度で使う」「体調に異変を感じたらすぐに中止する」の3つです。不安がある場合は担当医に相談してから使用するようにしましょう。正しい知識を持って、安全にアロマオイルを楽しんでくださいね。

よくある質問(Q&A)

Q1. 妊娠中にラベンダーは使えますか?

A. ラベンダーについては意見が分かれています。妊娠初期はホルモンに影響を与える可能性があるため避けた方が安全です。安定期(妊娠中期)以降であれば、低濃度での芳香浴は一般的に問題ないとされています。ただし、ラベンダーには通経作用(月経を促す作用)があると言われているため、子宮に刺激を与える可能性を心配する専門家もいます。不安な場合は、より安全性の高いマートルやスイートオレンジなどを選ぶか、担当医に相談してから使用しましょう。

Q2. つわりの時に効くアロマオイルはありますか?

A. つわりの症状を緩和するのに、柑橘系のアロマオイルが効果的です。特にレモンは多くの妊婦さんに好評で、すっきりとした香りが吐き気を和らげてくれるとされています。グレープフルーツやスイートオレンジも同様の効果が期待できます。使い方としては、ハンカチやティッシュに1滴垂らして匂いを嗅ぐ方法が一番簡単で安全です。気持ち悪くなった時にすぐに嗅げるよう、外出時にもアロマオイルを染み込ませたハンカチを持ち歩くと安心です。

Q3. 妊娠中にアロママッサージを受けても大丈夫ですか?

A. 安定期(妊娠16週以降)に入ってからであれば、妊婦対応のマッサージであれば受けることが可能です。ただし、いくつかの注意点があります。使用するオイルが妊娠中に安全なものであること、お腹を強く圧迫しないこと、マタニティマッサージの経験があるセラピストに施術してもらうことが重要です。妊婦専用のサロンを選ぶと安心です。セルフマッサージの場合は、ふくらはぎや足のむくみケアに軽くオイルを塗る程度にとどめましょう。もちろん、お腹への直接的なマッサージは避けてください。

Q4. 妊娠中に使ってはいけないアロマオイルの代表的なものを教えてください。

A. 子宮を収縮させる作用(通経作用)のあるアロマオイルは妊娠中の使用NGです。代表的なものとして、クラリセージ、ジャスミン、ローズ、カモミール・ローマン、ゼラニウム、ペパーミント、ローズマリーなどがあります。これらは出産を促す作用があるため、特に妊娠初期から中期にかけては絶対に避けましょう。ただし、出産が近づいた臨月には、クラリセージなどが陣痛促進に使われることもあります。その場合でも必ず助産師や医師の指導のもとで使用してください。

Q5. 出産後にアロマオイルを活用する方法はありますか?

A. 産後のケアにもアロマオイルは活躍します。授乳中は使用できるオイルに制限がありますが、柑橘系やラベンダーなどは一般的に問題ないとされています。産後のマタニティブルーや気分の落ち込みには、スイートオレンジやネロリの芳香浴がおすすめです。会陰の回復にはラベンダーの座浴が、妊娠線のケアにはネロリやフランキンセンスをキャリアオイルに混ぜたマッサージオイルが効果的です。ただし、赤ちゃんへの影響を考えて、授乳の直前は使用を避け、使用量は控えめにしましょう。

知っておきたいポイント

妊娠期間別のアロマオイル活用ガイド

妊娠期間に応じたアロマオイルの活用方法を把握しておくと安心です。妊娠初期(〜15週)はアロマオイルの使用を基本的に控えましょう。どうしても使いたい場合は、マグカップのお湯にレモン1滴を垂らして香りを楽しむ程度にとどめます。妊娠中期(16〜27週)からは、安全なオイルを低濃度で使用できます。芳香浴やアロマバス(1〜2滴)がおすすめです。妊娠後期(28週〜)は、むくみケアのためのアロママッサージや、出産に向けたリラックスのための芳香浴を取り入れると良いでしょう。

パートナーにもできるアロマケア

妊娠中の奥様やパートナーに、アロマオイルを使ったケアをしてあげるのも素敵です。安全なアロマオイル(スイートオレンジやマートルなど)をキャリアオイルで薄め、足首からふくらはぎにかけて優しくマッサージしてあげると、むくみの緩和とリラックスに効果があります。力加減は撫でる程度の優しさで十分です。アロマディフューザーをプレゼントしたり、安全なアロマオイルのセットを贈ったりするのも、妊婦さんへの気遣いとして喜ばれるでしょう。

産院選びの際にアロマテラピーの有無もチェック

最近では、アロマテラピーを取り入れている産院やバースセンターが増えています。分娩時のリラックスや痛みの緩和にアロマオイルを活用している施設もあります。出産の際にアロマテラピーを希望する方は、産院選びの段階でアロマテラピーに対応しているかどうかを確認しておくと良いでしょう。アロマテラピー対応の産院では、助産師がアロマの知識を持っていることが多く、安全に香りを楽しみながら出産に臨むことができます。

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