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きっと素敵な家具に出会える。オススメの日本の家具ブランド10選

インテリアの中心となる家具は慎重に選びたい!という人も多いでしょう。家具は選んだ人の独創性の中で馴染み、時を重ねるごとに雰囲気を醸し出しより良いものになっていきます。

今回はインテリア好きを刺激する、センスの良い日本の家具ブランドをご紹介します。

公開日: 2018/02/22    最終更新日: 2018/11/11

目次 – 1細部まで繊細! 日本製の家具の魅力とは2冨士ファニチア3広島の家具メーカー マルニ木工4北海道のブランド 匠工芸5長崎のブランド AJIM6山形の家具メーカー 天童木工7愛知県の老舗家具メーカー カリモク608佐賀の家具メーカー CLASSE9秋田の家具メーカー 秋田木工10家具蔵11北海道の家具メーカー カンディハウス12大阪のデザイン会社 graf13大阪の家具メーカー TRUCK14海外のインテリアテイストをテーマにした日本家具15日本の家具メーカー新旧を堪能しよう16優しさとあじわいのある日本製家具を取り入れよう

細部まで繊細! 日本製の家具の魅力とは

http://gahag.net/

日本の暮らしに合ったデザインとブランドのこだわり

輸入家具メーカーが国内に進出し、おしゃれな家具がお手頃な価格で手に入るこの時代。

そんな今だからこそ、日本製の家具に再び注目が集まっています。

厳選された木材を使用し、職人の手作業によって完成される日本製のブランド家具は、どこか温かみのあるものばかり。

熟練した匠の手で作られた家具は、日本の生活・住空間に合ったデザインで私たちの生活に寄り添うに馴染んでくれます。

冨士ファニチア

https://www.instagram.com/p/Bm-EcqegB4y/media/?size=l

世界のデザイナーに一目置かれる家具メーカー

まずご紹介するのは、1959年に徳島県で創業された富士ファニチア。

無垢材での表現が困難な曲線や、曲面のデザインを可能にする「成型合板」の技術は日本屈指の技術力を誇ります。

北欧モダンスタイルを提案する「koti」シリーズをはじめ豊富なラインナップを展開し、自社ブランドのみならず多くのデザイナーや、他業種メーカーともコラボレーションしています。

確かな技術力と新進気鋭のデザイナーの手によって生み出される家具は、毎日の暮らしをこだわりの空間にしてくれるでしょう。

広島の家具メーカー マルニ木工

https://www.instagram.com/p/BngWkXHHCua/media/?size=l

1928年誕生の老舗メーカー。創業当時は、「工芸の工業化」をモットーに「職人の手によらない分業による家具の工業生産」を目指して、成長してきました。 同社のクラシック家具は「日本の洋家具史上最大のヒット」として知られています。その後は、美しさを生み出す良質な家具メーカーして、世界中にファンを増やしてきました。

中でも現在多くのファンに愛されているのは、日本を代表するプロダクトデザイナー深澤直人デザインによるHIROSHIMAシリーズ。美しい流線型のフォルムは、どんな空間の邪魔もせず、シンプルな美しさを湛えています。 日本の静謐さを表した一品ですね。

マルニ木工の家具は多くのレストランでも使用されているので、知らずにご覧になっている方も多いかも。日本の繊細で確かなな技術力は現在でも、多くのデザイナーや建築家たちを魅了しています。

少し高価格帯ではありますが、シンプルな家具を長く使いたいという方には、おすすめ。年月が経てばたつほど、その良さが滲み出てくる家具です。 マルニ木工は大阪と広島、仙台にショールームを持っていますので、気になる方はぜひその美しい造形と技術力を確かめていただきたいです。

https://www.instagram.com/maruni_official/

北海道のブランド 匠工芸

匠工芸は北海道のほぼ中央、上川郡東神楽町にある木製家具専門メーカーです。

現社長である桑原義彦氏は木工職人のオリンピック「技能五輪 国際大会」で銀賞を受賞。

若き職人を育てるために、その技術を惜しみなく伝授しています。

柔らかな木肌の家具は、匠工芸というブランド名にふさわしい、確かな技術の光る逸品ばかりです。

長崎のブランド AJIM

伝説的デザイナーの作品を多々製作

1967年、長崎の船舶メーカーからAJIMは誕生しました。

ブランド名である「AJIM」は、九州地方を本拠とする海や水をつかさどる古代豪族である海人族の古語に由来しています。

時代に流されず、長く使い続けられることをコンセプトに「造船の街 長崎」を感じることのできる家具を提供。

美しい木肌が魅力の「ef」シリーズは熟練した職人が削り出しを行い、磨き上げられた技を感じることができます。

潔いほどにシンプルなデザインの「sega sofa」は、 無垢のフレームを使用し、手作業ならではの繊細な作りが魅力です。

山形の家具メーカー 天童木工

https://www.instagram.com/tendo_mokko/

1940年、山形県天童市に誕生した天童木工。世界にその名を知られる有名家具メーカーです。美しい自然に囲まれた山形県天童市は、古くから将棋の駒をはじめとする木工業の盛んな街としても知られています。1949年から本格的に、一般向けの商品を作り始めました。 無垢材よりも強度があり、軽くて、自由な形に成形できる「成形合板」を、日本でいち早く実用化させたことで知られています。

建築家・丹下健三の作品に1400脚を収めるなどその技術力から、多くの建築家やデザイナーに愛されてきました。特に有名なのは、MoMAのパーマネントコレクションにも収容されている、バタフライスツール。日本の技術力の高さと、そのちょうちょに似た美しい形状で、現在でも世界中で愛されています。 現在はカフェやレストランで使用されることも多く、一般的にも知られたかわいらしい椅子です。

皇室を始め、政府機関や公共施設、帝国ホテルなどの一流ホテルに家具を納入するなど、その実績は日本屈指。デザイン賞の受賞も数回では留まりません。

2006年からはヨーロッパの大きな家具見本市にも出展するなど、今や常に注目を集める家具メーカーの一つ。 デザインやアートに造形が深く、家に日本のデザインマスターピースを!という方にはおすすめ。といいつつも、主張が強すぎず、日常に溶け込むその家具は、どんな一般家庭であっても浮くことはありません。 インテリアショップなどでその美しさと技術力をみていただきたい、日本が誇るメーカーです。

https://www.flickr.com/photos/faust_peng/3329607219/sizes/m/

愛知県の老舗家具メーカー カリモク60

続いてご紹介するのは、カリモク60。 1962年創業の「カリモク家具株式会社」から誕生したオリジナル家具ブランドです。

代表を務めるのはD&DEPARTMENTを手掛けるナガオカ ケンメイ氏。 カリモク家具創業当初からの人気商品「Kチェア」を自分の店でも売りたい!というナガオカ氏の強い思いからカリモク60は生まれました。

創業以来変わらないデザインのKチェアは日本の住宅に合わせて設計されたコンパクトなデザインが特徴です。 5つのパーツの組み立て式となっているため、傷んだパーツを交換して、長く使うことができるのも魅力のひとつ。

時代に左右されない、シンプルなデザインのKチェアと共に移りゆく時を過ごしてみてはいかがでしょうか?

佐賀の家具メーカー CLASSE

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まとめ

日本の家具ブランドには、長い歴史と高い技術力に裏打ちされた魅力的なメーカーが数多くあります。冨士ファニチアの成型合板技術、マルニ木工の美しい造形、天童木工のバタフライスツール、カリモク60の時代を超えるデザインなど、それぞれに個性と哲学があり、日本のものづくりの素晴らしさを感じさせてくれます。

日本の家具メーカーの多くは、日本の住空間に合ったコンパクトなサイズ感と、繊細で美しいデザインを両立しています。海外ブランドにはない「和」の温かみと、職人の手仕事ならではの品質の高さは、日本の家具ならではの魅力です。

良い家具は、時間が経つほどに味わいが増し、生活に寄り添ってくれる存在になります。少し値が張っても、長く使える良質な家具を選ぶことは、結果的にお得であり、暮らしの質を高める投資でもあります。ぜひショールームに足を運んで、実際に手触りや座り心地を確かめてみてくださいね。

よくある質問(Q&A)

Q1. 日本の家具ブランドの家具は高い印象がありますが、手頃な価格帯のものはありますか?

A. 確かに職人手作りの家具は高価なものもありますが、ブランドによっては比較的手頃なラインも展開しています。カリモク60のKチェアは6万円台から購入可能で、日本の家具ブランドの入門としておすすめです。また、天童木工のスツールやスタッキングチェアなども、比較的手が届きやすい価格帯です。さらに、アウトレットセールやショールームの展示品販売を利用すれば、通常よりお得に購入できることもあります。長く使える家具は、1年あたりのコストで考えると実はお得です。

Q2. 日本の家具ブランドの家具はどこで購入できますか?

A. 各メーカーの直営ショールームのほか、全国の家具専門店やインテリアショップで取り扱いがあります。マルニ木工は大阪・広島・仙台にショールームがあり、天童木工は山形に本社ショールームがあります。また、大塚家具やACTUSなどの大型インテリアショップでも複数のブランドを取り扱っています。公式オンラインショップで購入できるブランドも増えています。まずは各ブランドの公式サイトで取扱店舗を確認し、実物を見てから購入されることをおすすめします。

Q3. 家具の木材の種類によって何が違いますか?

A. 木材の種類によって、見た目・硬さ・重さ・耐久性が異なります。ウォールナットは濃い茶色で高級感があり、硬く耐久性に優れています。オーク(ナラ)は明るい色合いで木目が美しく、北欧風のインテリアに合います。チェリーは赤みを帯びた色合いで、使い込むほど飴色に変化する経年変化が楽しめます。タモ(アッシュ)はしなやかで加工しやすく、軽やかな印象の家具に使われます。木材によって価格も異なりますので、好みの見た目と予算に合わせて選びましょう。

Q4. 家具のメンテナンス方法を教えてください。

A. 木製家具のメンテナンスは、仕上げの種類によって異なります。「オイル仕上げ」の家具は、半年〜1年に一度、専用のメンテナンスオイルを塗り込むことで、木の乾燥を防ぎ美しさを保てます。「ウレタン塗装」の家具は、水拭き後に乾拭きするだけで基本的なお手入れは完了です。どちらの仕上げでも、直射日光やエアコンの風が直接当たる場所は避けましょう。水滴はすぐに拭き取ること、熱いものを直接置かないことも大切です。万が一キズがついた場合は、購入元のメーカーに修理を依頼できることも多いです。

Q5. ソファやダイニングテーブルを選ぶ際のポイントは?

A. ソファは「座り心地」と「サイズ」が最重要です。必ず実際に座ってみて、体にフィットするか確認しましょう。部屋の広さに合ったサイズを選ぶことも大切です。搬入経路(玄関や階段の幅)も事前に測っておきましょう。ダイニングテーブルは、家族の人数プラス1〜2人分のゆとりがあるサイズが理想的です。テーブルの高さとチェアの高さのバランス(差尺は27〜30cm程度)も確認してください。日本のブランドは日本人の体格に合わせた設計が多いので、海外ブランドよりも快適に使えることが多いです。

知っておきたいポイント

家具選びは「暮らし方」から考える

家具を選ぶ際に大切なのは、まず自分の暮らし方を明確にすることです。リビングでゆったり過ごすことが多いのか、ダイニングで食事や仕事をすることが多いのか。来客が多いのか、家族だけで過ごすことが多いのか。ライフスタイルを整理すると、本当に必要な家具が見えてきます。衝動買いではなく、計画的に良い家具を少しずつ揃えていくのが、後悔のない家具選びのコツです。

日本の家具はサステナブル

近年注目されているサステナビリティの観点からも、日本の家具ブランドは優れています。多くのメーカーが国産材や持続可能な森林から調達した木材を使用しており、環境への配慮がなされています。また、修理やパーツ交換が可能な設計になっているブランドも多く、何十年にもわたって使い続けることができます。カリモク60のKチェアのように、傷んだパーツだけを交換できる仕組みは、まさに日本の「もったいない」精神を体現しています。

インテリアコーディネートのコツ

日本の家具ブランドの製品は、シンプルで洗練されたデザインが多いため、異なるブランドの家具を組み合わせても統一感が出やすいのが特徴です。ただし、木材の色味を揃えることがポイントです。ウォールナット系のダークブラウンと、オーク系のナチュラルカラーを混ぜると、ちぐはぐな印象になることがあります。まずはメインとなる木の色味を決め、その色に合わせて他の家具を選んでいくと、統一感のある空間が完成します。ラグやクッションなどのファブリックで差し色を入れると、空間に動きが出て素敵です。

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